■NY「9.11」同時テロが起きてから15年が経ちました。
当時、僕は仕事でNYに入って2日目の出来事でした。
ホテルの部屋を出て集合のフロントへ行くと、多くの人がTV画面の前に。
何だろうと思ってTVを見ると「貿易センタービル」の左から煙が出ています。
「え、火事?」と思ったら、右のビルから白煙が!何が何だか分かりませんでした。
そして、「AA」が2機ハイジャックされ「貿易センタービル」へ突入したと分かりました。
その日は「コスモポリタン社」への訪問の予定でした。
で、女性編集長とランチをしたのですが、お通夜の様な雰囲気でした。
その時点では「カダフィー大佐」が犯人で、まだ7機位ハイジャックされている等の噂が。
何か、ダイハードの観客からエキストラになってしまった緊張感がありました。
ランチの帰りは、マンハッタンの全ての会社は休業で、車も走って居ないんで、
道路の真ん中を歩いて帰った記憶があります。途中、ステルスの編隊も見たし。
はっきり言って怖かったです。
で、その日の夜は携帯電話とかが繋がりにくく、チャットで日本からの情報とCNN見てました。
■翌日は全ての仕事がキャンセルになり、一緒の皆さんと現場まで歩いて行く事にしました。
■6Km位離れているので結構歩きましたが、途中でニュージャージーの助っ人の消防車に
お礼を言っているNY市民を見て涙が出てきたのを覚えています。
■そこからは、ビルの崩壊とかビックリする事ばかりが起きました。
■滞在していたホテルの近くにFIREBOXがあったのですが、救出で亡くなった
消防士の方の写真が祭壇に置かれ、悲しみを一層誘いました。
■そこからは色々な噂がNYでは立っていました。
ペンタゴンに突っ込んだ飛行機は角度がおかしい。とか、破片が全くないとか。
■ピッツバーグで墜落した飛行機は、ホワイトハウスを目指していたから、
スクランブルで撃墜されたとか。実際、CNNでは最初撃墜と報道していました。
墜落現場に飛行機の破片が全く無く不自然であるとか。
■未だに謎が多いテロ事件ですが、多くの方が無くなり、勿論、日本人も。
本当に悲惨な事件であった事は間違いの無い事で、
改めて、亡くなった方のご冥福を祈りたいと思います。
僕は仕事で2回目のNYでしたが、凄い歴史的な事件に遭遇してしまいました。
2週間位NYから出られなく、サンフランシスコへのチケットが取れて、
1週間位、日本へのチケットが取れるまで滞在しました。
今から考えると、こんな稀有な経験は中々無いと思います。
9.11は二度と忘れる事は無いでしょう!
テロの前日写真。最後のWTC。