9月10日にNYに到着して、翌日にあの事件が起きました。
前の日は、バッテリーパークを歩いて、定番だからと言って、
撮影して貰ったのが、この写真です。偶然、テロ1日前です。

■そして、翌日の朝9時位に、あの事件は起きました。
朝、ホテルのロビーの集合で皆さんが大きなTVモニターの
前に集まっていました。
ちょっと遅れて行った僕はTVを見て、WTCの左のビルからの
炎を見て、ビル火災だと思いました。と、その時です。
『ドカーン!』と云う大きな爆音が聞こえました。
そうです。AAが右側のビルに突っ込んだのです!

■その後は、もうマンハッタンの会社は休みになってしまい、
何もできなくなりました。
マンハッタンは、車も通らず空気が澄んだ感じがしていました。
僕等も仕事はする事はできなくなり、皆で現場まで行ってみる
事にしました。
その時の写真です。他の州からも消防車が応援に来て、
NY市民が段ボール箱に「Thank you!」と書いて
泣きながら消防車を見送ったり、出迎えたりしていたのが、
印象的でした。
画像は悪いのですが、僕が撮影した現場から1km手前位の
写真です。

■事件の直後は、情報も錯綜し、ちょっと不安な感じでした。
何か映画を見ている様で。エキストラとして参加するより、
映画を見る側に居たいような気持さえしました。
ホテルの近くの消防署には、亡くなった消防士の方々の遺影が
飾ってありました。。。。


■結局、街が落ち着いてからは、アメリカ人の人達が星条旗を
胸に付けて、もの凄い国粋主義者な感じで、6回目のアメリカ本土で、
初めて優しくて親切なアメリカ人が、怖い感じがしたものです。

■日本人も含め罪のない方々が亡くなり現地で、ショックを受けました。
9.11は、3.11と並び、一生忘れられない日です。
亡くなった方のご冥福をお祈りします。