125 ■山全体が要塞の城のように石垣が山全体に・・・甲賀から信長の下知で移築された総見寺の山門はそのまま焼けないで残り、重要指定文化財になっている。大手門からまっすぐに階段は伸びて行き、途中から右に左に曲がっていく。その両側は石垣が積み上げられそう簡単に敵は天守閣にはたどり着けない造りになっている。山全体が巨大な要塞のように感じられる。天守閣跡まで登って行くだけで大変なのに当時、どのように石を運び上げたのかを考えると、凄い作業であった事が想像される。当然、石の量は半端ではなく、墓石を使ったような物も見受けられる。当時は各大名に石の提供の配分表があったらしく確認は出来なかったが、石に各大名の押印が会ったらしい。 5793