歩行者豫園上海って凄く今、活気があるんですよね。昔の日本みたいです。夕方になるとスモッグで街は煙ってるし、とにかく皆、歩行者も自転車も車もせっかちです。一番驚いたのは「禁煙」って言う言葉がありません。ホテルのロビーだろうが、皆タバコを自由に吸っています。でも、日本と違って灰皿の数が建物の中や道路に沢山あるんですよね。一応秩序は保たれています。昔の日本も駅で電車を待っている間にタバコを吸っていたし、平気で皆何処でも吸っていましたよね。上海に行くと「野蛮な国」って思いましたが、日本人も本来は同じ事をやっていた訳です。なんか、欧米の「禁煙文化」を中途半端に取り入れて、日本人は勢いが無くなったんじゃないか?とまで上海の人達と比較して思いました。屋根が付いている所ではBARだろうと絶対に吸ってはいけない、カリフォルニアの州法だって、オープン・エアではですからね。その分、ドライブ毎に石臼の様な灰皿みたいなのが用意してあるし。って喫煙者の僕としては昔の日本と現在の上海を比較して、今の日本の勢いの無さは、欧米主義を中途半端に受け入れて牙をなくした東洋人等と、上海で思ったわけです。ま、異論は沢山あるでしょうが。。。所で本題に戻ると上海は超高層ビルもあるし、上海タワーはあるし、近代化も凄いのですが、一歩裏道に入ると共同の炊事場の古いアパートや、古い中国らしい建物も残っていて「行くなら今!」って言う感じでした。その分貧富の差も激しく、お金持ちは高級外車を乗り回しているんですが、これは庶民には一生掛っても乗る事はできません。僕の車は中国で1500万円以上もするらしいです(関税が高いんですね)僕は沖縄や香港に行くより、3時間足らずで行けて、物価がまだ貧しい人に合わせている上海の方が美味しい物を安く食べられて良いと思いました。中国の資本主義の受け入れ方も良く分かりますしね。写真は、グランドHYATの55階のロビーを下から見た所と、88階から下を見たところです。螺旋系に廊下が出来ていて、下から上まで何と吹き抜けになっているんです ■グランドハイアットの上から(ロビーが眼下に)と下から(ロビーから上) ■上海タワー ■庶民のアパート guranndoグランド2上海たわうら街
上海のホテル―レトロから超モダンまで